2019年7月28日放送のフジテレビ『ボクらの時代』で、声優の野沢雅子さん(当時82歳)が語ったエピソードが大きな話題となりました。
それは、病気で余命わずかと宣告された少年が、野沢さんが演じる孫悟空の声で励まされ、奇跡的に命を繋いだという感動的な実話です。
この話を聞いた視聴者からは「朝から涙が止まらなかった」「科学では説明できない奇跡だ」といった声が相次ぎ、SNS上で大きな反響を呼びました。
そこで今回のこの記事では、主に下記の3つに迫っていきます。
- 野沢雅子さんが語った奇跡のエピソード全文
- 共演者の田中真弓さん・山寺宏一さんの反応
- 放送直後のSNSでの感想・反応
リサーチしてみたら、アニメの力が医学では説明できない奇跡を起こしたという驚きの内容だったので、ぜひ最後まで読んでいってください!
それでは、早速本題に入っていきましょう!
野沢雅子が孫悟空の声で病気の少年を励ました奇跡のエピソード!
2019年7月28日放送のフジテレビ『ボクらの時代』に、声優の野沢雅子さんが出演し、声優人生で感じた「アニメの持つ力」を象徴するエピソードとして、病気の少年を勇気づけた奇跡の実話を語りました。
野沢さんは番組内でまず「アニメーションには不思議な力がある」と切り出し、印象に残っている1通のファンレターについて真剣な表情で語り始めました。
野沢さんのもとにある年の2月、その少年のお父さんから手紙が届きました。
手紙には「もう息子は病気で2月いっぱい持ちません。”ドラゴンボール”が大好きだから、色紙にサインを頂けませんか?」と記されていたといいます。
そこで野沢さんはサインを送るだけでなく、「ミキサーさんに頼んで『ごめん、テープ録ってくれる?』って」音響スタッフに依頼し、自身が演じる孫悟空の声で少年への応援メッセージを録音したのです。
野沢さんはテープに向かって少年の名前を呼び、「オッス!オラ悟空!」「ぜってぇに来いよ。オラが劇場で待ってっからな!約束だぞ!」と語りかけました。
当時8月に劇場版ドラゴンボールの映画公開が控えており、悟空の声で「絶対に劇場に来るんだよ」と約束したのです。
その後、奇跡が起こりました。
数か月後に少年のお父さんから再び野沢さん宛てに手紙が届き、「息子が奇跡を起こして(映画を)見られました。本当にありがとうございました」と報告があったのです。
少年は8月の映画公開時、ベッドのまま病院から映画館に運ばれました。
起き上がることも難しい病状だったにもかかわらず、少年は「どうしてもイスに座って見る」と言い張り、劇場の座席に移って映画を最後まで鑑賞したといいます。
そして念願の映画を観た翌日に、その少年は息を引き取ったのです。
さらに野沢さんの元には、少年を担当していた医師からの手紙も添えられていました。
その医師の手紙には次のように綴られていたといいます。
「僕たちは勉強して、それで人の命を少しでも永らえようとか、生きさせようとしてお勉強してやってるんだけど、それもできなくて。アニメの力って何なんでしょう?僕、いま知らされました」
この内容に野沢さん自身も大変驚かされ、「ビックリしました、もう。『すごいな、このアニメの力って』…その時すごくそう感じたんですよね」と語り、少年が起こした奇跡とアニメの持つ力に深く感銘を受けたと明かしています。
田中真弓さん・山寺宏一さんも感動の涙!

この日の『ボクらの時代』には野沢雅子さんのほか、同じくレジェンド声優の田中真弓さん(『ONE PIECE』ルフィ役)と山寺宏一さん(『それいけ!アンパンマン』チーズ役ほか)の3名が出演していました。
野沢さんが上記のエピソードを語る間、共演のお二人も深く聞き入っており、少年と野沢さんが交わした”約束”がもたらした奇跡に心を打たれていました。
山寺さんは「アニメは子どもにとって特別な力がある」と強く共感し、このような声優という仕事は「やめられないですね」と感嘆しています。
実際、番組の終盤に山寺さんは声優という職業の魅力について「やめられないですね」とうなるように語っており、野沢さんの話に大きく頷いていました。
田中真弓さんも「本当にすごい…」と声を震わせながら野沢さんの話に共感し、隣で何度も深く頷いていたのが印象的です。
放送直後にSNS上で感動の声が続出!

この感動的なエピソードが放送されると、視聴者からもSNS上で感想が続出しました。
特にX(旧Twitter)では、「感動で朝から泣いてしまった」「朝から涙が止まらなかった」といった声が相次ぎ、朝の放送を観て号泣したという投稿が目立ちました。
その他にも、次のような様々な反応が寄せられています。
- 「感動で朝から泣いてしまった」
- 「涙が止まらない」
- 「科学じゃ説明できないことってあるんだな」
- 「息子さん、天国で悟空に会えてたらいいな」
- 「アニメは命の源」「声優は目に見えない力を与えてくれる」
放送を見た人々からは「科学では説明がつかない奇跡だ」「悟空(野沢さん)の声が少年に生きる力を与えた」といった驚きと称賛の声が多数上がり、朝から涙したという人や「改めてアニメの持つ力を実感した」という人が続出しました。
野沢雅子さんが語ったこの心温まるエピソードは、多くの視聴者の胸を打ち、アニメーションと声優が持つ大きなパワーを再認識させる出来事となりました。
まとめ
今回は、野沢雅子さんが孫悟空の声で病気の少年を励まし、奇跡的に命を繋いだ感動的なエピソードについてお伝えしました。
医学では説明できない奇跡を起こしたアニメの力に、担当医師も驚愕したというこの話は、多くの人々の心を打ちました。
野沢雅子さんの優しさと、アニメが持つ不思議な力を改めて実感させられるエピソードでしたね。
これからも野沢雅子さんの活躍を応援していきましょう!

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